『脚立でGo!海外編 アメリカ西海岸の巻』
ご隠居デンジャラスツアー・・・もう何回目か解らん

西海岸の7
 結局、集合時間50分前にはモンテカルロホテルのツアー集合場所へ到着。

余りに暇なのでホテルのフロント前に停車してる消防車を撮影したりして暇を潰しながら待つ。

集合時間丁度に白人と黒人のオバちゃんかおネェちゃんかよく解らんのが二人来た。

で、名簿と人数をチェックして「コッチャ来い」と誘導・・・誘導先にバスが停まってたので乗り込んだ。

それから他のホテルを回ってツアー客を合流させ、結構乗ったなと思ってたら、

次に停まった駐車場で横の大型バス乗り換えする様に指示。

他から来たバスに乗ってきた人達も乗り込んで、ほぼ満員になった所で発車。

今度は何処にも寄り道をせず、ハイウェイに上りラスベガスの郊外へ

そして約15分程度で飛行場に到着。(滑走路が見えんので、飛行場って感じではないのだが)

バスを降りて建物の中へ入って搭乗手続きをして待機。

なお、ツアー客の人員構成はは日本人が過半数、残りのうちの過半数が白人、余りが中国人って状態。

民度の違いは係員が並ばせようとする度に表面化する。

例えばランチボックスを配るので並んで下さいと言うと、日本人と白人は大人しく行列を作る。

中国人は行列を無視して配ってる裏側に回りこんで「早く寄越せ!」ってな感じ。

飛行機に乗る際も係員の指示なんて聞いちゃいねぇ。

まぁ別の飛行機だから知った事ではないが・・・

なお、以前は昼食はレストランだったらしいが見学時間を少しでも伸ばす為に変更したとの事。

まぁ本当かどうかは知らんが(経費削減かも知れんし)

飛行機は計3機でその内の2機は同型のパラソル翼(下が見易い様に)のプロペラ機で、

1機だけはもう一回り小型の機体だった・・・案の定って言うか中国人はこの飛行機。

飛行機に乗り込んで着席・・・ご隠居の席はいつものお陀仏配置である。

ジ:お陀仏配置って何よ?

ご:事故ったら一撃で死にそうな座席の事。

  例えばエンジンの真横とか・・・

  ちなみに今回はプロペラがブルンブルン回ってる真横。

  万一、プロペラに亀裂が入って素っ飛んで直撃したら、バッサリいかれそう。


ジ:けど、そうなりゃ他の座席でも駄目なんじゃない?

ご:いや、双発機はエンジン一基壊れても片肺飛行出来るだろうし、最悪でも滑空出来るからな。

  
精々うっかり直視してトラウマになるってぐらいじゃないかな?

滑走路へ進み周囲を見ると、周りは荒野で何も無い。

ラスベガスの到着が日没後なので周囲が全く解らなかった。

まぁ知識としては知ってはいたのだが、百聞は一見にしかずである。

飛んで少しで↓の風景である。
 
なお、ラスベガスがカジノとショーの街になったのはこの地理的要因にある。

元々ゴールドラッシュで西海岸へ向かう中継地として出来たのだが、

西に向かう人が多ければ中継の宿泊地として客が来るが、

ゴールドラッシュが終われば周囲に何も無いから誰も来ない・・・

だから、カジノを合法にする事により集客を計ったそうだ。

まぁラスベガスの発展にはフーバーダムの建設+発電もかなり影響を与えているのだが。


飛行機が離陸するとすぐに荒野が広がった。

で、下を見ていたら変な黒いのがジンマシンみたいに点々としているのを見つけた。
 
何かなぁ〜と見てたが、どうも同じ方向に伸びてるトコを見ると木&影らしい。

グランドキャニオンに近付くにつれてどんどん増えて最終的に森林になってた。

で、約30分後にグランドキャニオン空港に到着。

飛行機を降りてバスに乗り込んで出発。

車内でランチボックスを開けてみた。

中身はパンとハムとチーズと野菜(サンドイッチにしろって事)、ビスケットとポテチと水。

とりあえずサンドイッチを食べた。

15分程度でブライト・エンジェル・ポイントに到着。

バスを降りるとブライト・エンジェル・ロッジが有り、その向こう側が見物ポイントになってた。

見える景色はこんなの(↓)
 
ジ:うわぁあ〜スッゲ〜。グランドキャニオンって言うとこの光景だよね。

ご:グランドキャニオンって馬鹿でかい谷ってイメージだよな?

ジ:そうだね。だだっ広い土地と幅広い亀裂、深い谷って感じかな。

ご:その条件ってさ・・・よくよく考えたら、山奥でしか有り得ないよな?

ジ:まぁそうだな。第一ネヴァダ州自体が山岳地帯だし。

ご:で、山岳地帯って事はつまり標高が高いんだよな?

ジ:さっきから何が言いたいの?

ご:いやさ、グランドキャニオンって無茶苦茶寒い!

  
馬鹿でかい谷ってイメージしかなかったんだけど、標高がかなり高いんだ。

  
標高千数百m〜二千mもあるらしい・・・だから、恐ろしく寒い!

ジ:把握してなかったのかよ。

ご:標高なんて全く気にしてなかった。

  日本で出発前に寒かったものだから帰りを考えて厚着してきたんだが、

  
当初の予定だと革ジャンの中を外してパッチも穿かずに来るツモリだった。

  
そんな薄着で来てたら観光どころかナイアガラの二の舞だった。

ジ:あぁ前のナイアガラで凍死寸前って話か。

なんとか短時間なら撮影出来ん事もないので、ササッと撮影。


ジ:しっかし、凄い谷だよな。

  これが千尋の谷ってヤツなのかな。


ご:千尋の谷と言えば
獅子はウサギを倒すのに千尋の谷に突き落とす!

ジ:
ウサギ食べれへんがな。

ご:
じゃあ獅子は我が子を全力で倒す!

ジ:子供死んでまうがな。

ご:けど、千尋の谷に突き落としても死ぬと思うんだが・・・

  
千尋の谷に突き落とされて這い上がってくる子供なんて拳王様ぐらいだろ。

ジ:
一応、トキもケンシロウを抱えて登ってるけどな。

撮影後、ロッジに入って温まってからバスに戻ってビスケットとポテチを食べた。

ご:ところで、グランドキャニオンの展望ポイントには手摺や柵の無いところが多々ある。

  
そう言うところでフザけたポーズで撮影してるお馬鹿さん達が居てた。

  別にそいつ等が死のうが知った事ではないから一向に構わんけど、

  そう言う事はツアーが終わった後で、個人で来てからやって欲しいもんだ。

  グランドキャニオンは非常に高いトコロにあるからいつ突風が吹いてもおかしくはない。

  そんなトコロの崖っぷちギリギリでバランスの悪いポーズで撮影してたら、

  
突然突風が吹いたらどうなるか阿呆でも想像出来るだろ。

ジ:そのアホな子達ってさっきの中国人?

ご:いや、日本人・・・しかも大学生らしいorz

  
ツアーに参加する以上は他のツアー客に迷惑が掛からん様に配慮するのが当然。

  
そんな事も解らん阿呆が大学に入れるって・・・

  社会経験が有るから「学歴=賢さ」とは限らないって事は解ってるんだがな。

  ちなみに自分自身かなり無茶苦茶な行動をしているけど、単独行動じゃなきゃしない。

  ってか
無茶苦茶な行動をしたいから単独行動してるんだが。

  第一、こう言うトコで死人が出てないと思う?


ジ:やっぱり死んでるの?

ご:次に行くトコロでしばらく前に子供が落ちて死んだそうだ。

  大人でもキツいと思う様な強風も吹くんだから、子供だったらどうなるかは明確だ。

  こんな所に子供を連れて来るなら親が絶対手を離しちゃイカンと思うし、

  大人だからと言って油断するべきではない・・・
万一の場合に死ぬ覚悟出来てるなら別だが。

しばらくしてバスが出発・・・次の地点はマーザー・ポイント。

マザーと読み間違えられる事が多々有るらしいがマーザーと言う人名だそうだ。

駐車場にバスが停まって下車。

そして歩いて5分程度でマーザー・ポイントへ

ここもまた景色が良い・・・が、ブライト・エンジェル・ポイントより寒い。

特に強風が吹いていて体は兎も角、むき出しの手が悴んでしまった。

強風とサラッと書いてるが、大人でもバランスを崩す様な強風である。

そんな中を場所移動を繰り返し、微妙に角度を変えながら撮影。
 
散々撮影したが、撮影終了時には余りの寒さに手の感覚が麻痺してた。

体も冷えてきたので大急ぎで駐車場へ戻り、近くに有る本屋へ

本屋と言ってもグランドキャニオン関係の書籍ばかりを扱っており、逆に関係が無い本は無い。

バスで本の10%割引券を貰えたので、グランドキャニオン本(主に写真・日本語記述)を購入す。

ジ:軍事系以外の雑誌を買うなんて珍しいな。エロなら兎も角。

ご:こう言う専門家の撮影した写真を見るとその力量とセンスやら何やらには嫉妬を感じるし、

  そんな良い写真を撮影できて羨ましいと思ってしまうな。


ジ:けど、風景写真って撮ってるの?

ご:なんか軍事Onlyって感じに見られがちだが案外撮影してるぞ。

  ってか、兵器を撮影して回る前は風景写真の方が多かったし。


ジ:ふ〜ん、だけど風景写真の撮影枚数は少ないよね。

ご:一応、理由は有る。

  撮影する時は角度・タイミングを変えて複数枚撮影する事にしてる。

  例えば左右対称の物体が被写体だとしても光源が真上以外だと光の当たり加減が違うから、

  左から撮影したのと右から撮影したのでは違う様に写る。

  それに同じ方向からでも上下に角度を変えても同様。

  けど、風景ってのは被写体がデカいから、人間が多少動いたぐらいだと条件があまり変わらん。

  だから、戦車やら航空機よりもどうしても撮影枚数は少なくなる。

  風景写真で角度を気にするのは車で移動できる時か被写体が建築物・滝程度の物ぐらいかな。

  タイミングだけはどうしようもない。

  国外だとずっと粘ってる訳にもいかないし、そうそうタイミング良く行くのも難しい。

  それが主目的なら兎も角、飽く迄兵器見物のついでだからな。

  国内ならタイミング変えて複数回行く事もあるんだけど。


グランドキャニオン本をGetした後はバスに戻って待つ。

そしてバスで飛行場へ戻り、飛行機にてラスベガスへ・・・(機内で爆睡してた)

『脚立でGo!海外編 アメリカ西海岸の巻』第六話

『脚立でGo!海外編 アメリカ西海岸の巻』第八話

お馬鹿旅行記のメニューへ

トップへ