『脚立でGo!海外編 アメリカ西海岸の巻』
ご隠居デンジャラスツアー・・・もう何回目か解らん

西海岸の5
 ロサンゼルスを離れてラスベガスへ行くのだが、ラスベガスで宿泊する予定が無い。

なので、カーナビの目的地を適当にMGMグランド(デカいホテル)へセットして出発。

順調に進みだしたかと思ったが約20分後には渋滞に巻き込まれたorz

多分、夕方なのでロサンゼルス方面へ向かう車が多かったのだと思う。

ジリジリとは進んで、ハイウェイの分岐点で渋滞は解消されたが燃料が少々減ってきた。

長距離移動なのでガソリン補給の為に、チノ近辺でハイウェイを降りてスタンドへ。

日本と違いセルフのガソリンスタンドがメイン(ってか、世界ではセルフが普通らしい)で、

併設のコンビニでガソリン代を先に払うのだが特に難しい事ではない。

@開いてる給油機の横に停車
     ↓
A鍵をロックしてコンビニへ(ロック忘れたら車ごと盗られる可能性有り)
     ↓
Bレジで:パンプ ナンバー○ △ドル プリーズと言って支払う
(○は使用するポンプの番号、△は給油したい金額。余ったら返却して貰えるので多く払ってもOK)
     ↓
C給油機に戻ってガソリンの種類を選択
     ↓
D給油口へノズル突っ込んで、レバーを引く
     ↓
E金額分給油するか、満タンになったら停止
     ↓
Fノズルを元に戻して給油完了

Eで金額が余った場合はレジに行って返金してもらえば良い。
(パンプ ナンバー○ キャッシュバック プリーズで通じた)


ガソリンスタンドごとに多少の違いが有ったりするけど、基本はこれでOK。

中学・高校時代に英語が低空飛行のご隠居でどうにかなったので、普通の成績の人なら楽勝だと思う。

また、アメリカのガソリンスタンドの大半がコンビニを兼業しており、ついでに買い物が出来て便利である。

給油後、コンビニにてダイエットドクターペッパーを購入して小銭をGet!

そして明日のグランドキャニオン日帰りツアーの電話予約確認す。

・・・が、電話が繋がらんorz

結局、集合場所は判ってるので電話連絡をせずに直接行く事にした。

車に戻ってハイウェイを走ってラスベガスへ向かう。

・・・この時点の所在地はサンベルナルディノ・カウンティのチノ近郊。

ロサンゼルスから概ね1時間程度の地点である。

ロサンゼルスからラスベガスは4〜5時間程度の距離(400kmぐらい)らしいので、

あと3〜4時間は運転しなきゃならん。

ってのに冬だから午後6時頃にはもう真っ暗。

道路とヘッドライトとテールライトぐらいしか見えん。

真っ暗な中を延々運転する・・・が、だんだん眠くなってきた。

眠気覚ましドリンクを飲んで眠気を覚ます・・・が、しばらくしたら眠気が戻ってきた。

アメリカは日本よりも真っ直ぐな道が多いとは言え、カーブが無い訳ではない。

ってか、カリフォルニア〜ネバダは山が多くてカーブもそこそこ有る。

このままの状態では事故ってしまいかねない。

何か眠気を覚ます方法が無いかと考えた末に有る方法を考え付いた。

ジ:眠気を覚ます方法とは?

ご:まず、考え事をするって方法が一つ。

  ご隠居は考え事をしてる時は基本的に眠気が吹き飛ぶ。


ジ:けど、運転しながら考え事をしてたら逆に危ないんじゃない?

ご:だから却下。で、もう一つ思いついたのが音楽を聴くっての。

ジ:それも曲に依ったら余計に睡魔に襲われるんじゃない?

ご:それは既に考慮済みだ・・・だから、特製CDを持ってきた。

ジ:特製CD?

ご:軍歌がメインのCD

ジ:・・・

ご:で、更に駄目押し熱唱する事にした。

  
所がこれが思い掛けない効果を発揮した。

ジ:眠気覚めた以外に何か有ったの?

ご:矢鱈とテンションが上がってしまって、スピードが増した。

  平均時速70マイル程度から平均時速80マイル程度に上がった。

  結果的に予定していたよりも早くラスベガスに着いた。


ジ:あの・・・素朴な疑問だけどハイウェイの速度制限って何マイル?

ご:確か70マイル前後だったと思う。

ジ:え〜っとスピード違反だと思うんだけど気の所為ですか?

ご:大丈夫!他の車もその程度で走ってたし、基本的に速い車の後ろを付けてたから、

  
万一ネズミ捕りしてた場合は前の車が囮になるだろうと(笑)

ジ:(笑)じゃねぇ!

ご:ちなみに最大速度は100マイル出てた(笑)

ジ:・・・マイル表記だからKm表記より数字が小さいけど、換算したら160kmなんだよな。

ご:更にその速度で運転しながらソビエト国家を熱唱してた(笑)

  そんなカオスな車はアメリカ広しと言えど、ご隠居の車ぐらいだったんじゃないかな?


ジ:そんな車がそこら辺に居られて堪るか!

  日本で運転しないのは正解だな。

  ちなみにソビエト国歌を熱唱ってご隠居は共産主義者だったっけ?


ご:んな訳ねぇだろ。

  ただし、矢鱈とプロレタリアートとかブルジョアって単語は使うぞ?


ジ:んな単語一体どんな会話してたら使うんだよ!

ご:例えば知人が昼メシに弁当とカップラーメン食ってるのを見て

  
「おっ!今日はブルジョアだな!」とか。

ジ:カップラーメンのどこがブルジョアだよ!

ご:他にも「資本主義者にプロレタリアートの団結を示す為に定時で上がるわ」とか

ジ:単に「定時で帰るわ」って言えば済むだろ。

ご:ちなみにCDに焼くのは最初の案ではF−ZEROのMidiファイルにするのを考えたが、

  
更にヤバい運転になりそうだからヤメた。

ジ:え〜っと時速160kmで熱唱しながら運転するよりヤバい運転ってどんなんでしょうか?

ご:抜かれかけたら前方を塞いでブロック。

  
急カーブは壁に激突した反動を利用して曲がる。

ジ:ヤバいどころか明らかに事故ってるやろ!

ご:F−ZEROなら当然の運転なんだがなぁ。

  
こうしなきゃマスターレベルなんてクリア出来んぞ?

ジ:ゲームと一緒にすんな!

なお、ハイウェイはすっげぇ運転し易かった。

どこまで走ってもタダってのも良い。(極々稀に有料の区間が有るが、ここら辺は無かった)

世の中の道が全てハイウェイだってなら車を持つんだけど・・・

ラスベガスに近づくと集落の度にカジノの看板が混じる様になった。

で、更に走り続けてラスベガスに到着。

ハイウェイを走行しているとなんだか爆発するぐらい怪しいのが見えた・・・が、これは後で書く。

カーナビが出口からハイウェイを降りる様に指示・・・ところが

ジ:ところが?

ご:ここからカーナビの迷走が始まった。

ジ:ひょっとして前に書いてたカーナビの性能が悪いから?

ご:確かに前述の通り反応が遅いから市街地では使い辛い。

  特にラスベガスみたいに交差点が多くて車線が多いところでは反応鈍過ぎて使い物にならん。

  ・・・が、
カーナビの性能は迷走を助長させたけど、迷走の直接的原因じゃない。

:じゃあ直接的な原因は?

ご:この時点で判ったのは矢鱈と通行制限してるってぐらい。

  
完全に理由が解ったのは駐車してストリップ(大通り)に出てから。

  なので、このまま話を進める  


まず
ハイウェイから降りようとしたら出口が封鎖中。

で、次の出口で降りたが最初の信号で指示された方向は通行止め。

仕方が無いから逆に行って次の交差点で曲がって進むと・・・また通行止め。

ナビの指示する方向が全て通行止めで、完全に迷走状態になった。

ナビが全く当てにならんので切り、カーナビ=周囲の地図確認用として使用し、適当に運転する事にした。

が、出鱈目に走ってる内に矢鱈と馬鹿デカい立体駐車場を発見したのでそこに入る事にした。

1F・2Fと空いている駐車スペースを探すが見当たらん。

明日はニューイヤーズデイなので遊びに来ている人が多いのだろう。

結局4Fまで上がって見つけて駐車。

余りに駐車場が馬鹿でかいので、どこに停めたか忘れると延々彷徨う事になり兼ねん。

なので、駐車スペースの番号をメモしてから貴重品を持って降りた。

が、数歩歩いて車に引き返した。

ロサンゼルスでは暑かったが、ラスベガスに到着した今は涼しい。

革ジャンを着て丁度良い位の気温である。

んな訳で、革ジャン着込んで鍵を閉めた。

で、
駐車場から出ようとして出口を探してる内に重大な事に気付いた!

ジ:何に気付いたの?

ご:今居るのって目的地のMGMグランドの駐車場だった。

  
知らん内に目的地に辿り着いていた!

ジ:あれ?目的地ってMGMグランドに合わせてたよな?

ご:確かに合わしてたけど、アレだと駐車場じゃなくてホテル前に着く筈なんだ。

  しかも、通行止めばっかりだったから途中からは案内を切ったし。

  つまり最後の方は出鱈目で運転してたんだけど。


ジ:ふぅ〜ん、運が良かったな。

『脚立でGo!海外編 アメリカ西海岸の巻』第四話

『脚立でGo!海外編 アメリカ西海岸の巻』第六話

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