『脚立でGo!海外編 アメリカ西海岸の巻』
ご隠居デンジャラスツアー・・・もう何回目か解らん

西海岸の4
 時間はこの段階で午後1時半。少し予定より遅れ気味である。

ご:ここで選択肢が2つ。

  1.時間が遅れているから予定変更しラスベガスへ向かう。

  2.予定通り博物館をもう一軒行ってからラスベガスへ向かう。

  ロサンゼルスからラスベガスまでは4時間程度掛かるから、この時点でラスベガスへ向かって

  到着後にゆっくり過ごした方が体には良い・・・ってか、飛行機で疲れてるし。


ジ:普通は2を選択するんだろうけど、ご隠居は普通じゃないしな。

ご:2を選択すると訪問する博物館を一軒減らす必要が有るから選択するのは当然1。

ジ:やっぱり。

ご:プレーン・オブ・フェイムから最も近いのはヤンクス航空博物館で、所在地は隣。

  が、本日は定休日の為に開いていない。

  開いている最も近い博物館は30分程度離れたマーチフィールド航空博物館である。

  マーチフィールド航空博物館は4時閉館なのでそんなに時間が無いのだが、

  30分程度の距離なら今から行ってもそこそこ見れるだろと行く事に決定。


カーナビの目的地をマーチフィールド航空博物館に設定してGo!

と思ったが、運転前に革ジャンを脱ぐ事にした。

日本と同じ北半球だってのに結構暑い・・・革ジャン着てるのが阿呆に思える位である。

出発後は順調に運転し、ハイウェイへ入り進んでいくと・・・渋滞に巻き込まれたorz

お陰で30分で着く予定が約1時間掛かり、到着したのは午後2時半。

閉館までは後1時間半しか無い。

博物館前にB−25ミッチェルとA−26インベーダーが有るのだけど無視して博物館内へ

ジ:ありゃりゃ勿体無い。なんで無視するの?

ご:置いてるのは博物館の外だから閉館後でも撮影出来る。

ジ:なるほど

エントランスで入館料10ドルを払い、ホール内を撮影す。

ホール内で目に付いたのはP−39エアラコブラが宙吊りとP−59エアラコメットぐらい。
 
P−39Qエアラコブラ

P−59エアラコメット
他の展示機体で特に珍しい物は見当たらなかった。

ご:ホール内はこれで終了。

ジ:もう終わりかよ。

  幾らP−39とP−59が珍しいとは言え、ちょっとショボくないか?


ご:いや、ここからが本番。この博物館は屋外展示の方が多いんだ

って訳で、ホールを出て屋外展示機の撮影を開始。

矢鱈滅多ら機体が有るので、端から撮影する事にした。

まずはB−17Gを撮影し、この博物館の目玉展示品のこれ(↓)を撮影。
 
ジ:何?この派手な塗装の機体は?

  日の丸だから日本の機体?・・・にしては派手過ぎるよな。


ご:これは99式艦上爆撃機・・・もどきのVT−13

  トラトラトラとかパールハーバーで99式艦爆を演じた機体だそうだ。

  ある意味でレプリカより価値が有ると思う


ジ:けど、塗装はもう少しどうにかならんかったのか。

ご:トラトラトラから大分と経ったパールハーバーでも歴史考証皆無なんだから、

  ヤンキーにそれを望むのは高望み過ぎると思う。


で、隣はMiGが置いてるのだが中国でMiG&もどきを矢鱈と見て飽きたのでパス。

給油機もパスして・・・B−29。
 
B−29自体はそれなりに展示されているのだがフレームに収まる様に撮影可能なのは稀である。

ってか、機体がそれなりにデカいから室内だと距離が取れなくてフレームに収まらんのだが。

ご隠居が行った博物館でここ以外で全体像が撮影出来るのは泗川航空宇宙博物館ぐらいだと思う。

スミソニアンの別館は後方からなら、フレーム内に収める事も出来るんだけど・・・

なお、この博物館には同様にB−47,B−52も展示されており、両機とも結構離れて撮影可能で有る。

が、流石にこの二機はデカいのでフレームにはギリギリ入るかどうか・・・


で、次に進んでA−4スカイホーク・・・そんなに珍しくないのでパス。

ご:っとパスしまくってF−4ファントムU!

ジ:あれ?ファントムUって珍しいか?日本でも見れるやん

ご:確かにファントムU自体はそんなに珍しくない。

  が、ここの場合は3種類固まって展示してた。
 
F−4Cファントム2

F−4Eファントム2

RF−4Cファントム2
で、更にF−100、F−101、F−104、F−105(2機)、F−106とセンチュリーシリーズが揃ってる。

ジ:あれ?F−102は?

ご:F−102は残念ながら無い。

  それとF−104はB−29の前に置いてるけど、あんまり状態が良くない。

  まぁF−104なんて何処にでも有るからあんまり気にならんのだけど


ジ:扱いが酷ぇなぁ。

ご:それと最近気付いたんだが、エリア88でシンが最初に乗ってたのはF−8クルセイダー。

  グレッグがA−10に乗る以前に乗ってたのはA−4スカイホーク、そこら辺は覚えてたが、

  ミッキーが初登場時に乗ってたのってF−100スーパーセイバーだったんだな。


ジ:ミッキーと言えばF−14の印象しかないな。

  ってか、元米海軍パイロットだからF−100と結び付かんと言うか・・・


センチュリーシリーズの隣にはA−7コルセアが置いてた。
 
A−7は艦上攻撃機として開発された機体ではあるが、アメリカ空軍も攻撃機として採用した結果、

航空博物館なら米海軍の博物館でも米空軍の博物館でも展示されてる事が多い上に、

ベース機のF−8クルセイダーと似ているので、混同してしまって矢鱈と多い機体に思えてしまう。

で、更にF−105(2機目)はさっき撮影したのでパス・・・F−14トムキャットが置かれてた。

しかもこの機体はYF−14Aらしい。
 
ジ:Fの前にYが付くって事は試作型だろ?量産型とどこが違うの?

ご:知らん!

ジ:なんだそりゃ。

F−84やらF−86やらF−89等が並んでたがパス。

古いジェット戦闘機で抜けてたのはF−84スターファイアとF−80シューティングスターぐらいか。

ただし、T−33シューティングスターなら展示されてる・・・珍しくもなんともないが

ご:特に珍しくない機体(F−89はそこそこ珍しいが)をパスして、ここでまた目玉展示!(↓)
 
ジ:何これ?こんな機体有ったっけ?

ご:これはA−X(対戦車襲撃機)の座をA−10と争ったYA−9試作機。

ジ:A−10と比べると随分とインパクトに欠ける機体だなぁ。

ご:この機体が地味と言うよりもA−10がインパクト大きいだけだと思うぞ。

  A−10と比較せずにこの機体だけを見たら、機体が小柄な割りに主翼が長いし

  その主翼には矢鱈とパイロンが多いし、それ程オーソドックスな機体でもない。

  まぁ相手が悪かったな。
何せA−10の開発顧問は「ソビエト人民最大の敵」だし。

ジ:何だよ、その「ソビエト人民最大の敵」って

ご:A−10の開発の顧問は元ドイツ空軍のルーデル大佐が勤めた。

  この人はJu87GやらFw190G等の対地襲撃機に乗って、

  主に東部戦線でソ連戦車やらトラックやら何やらを撃破しまくった訳だ。

  戦果は戦車519輌、装甲車・トラック800台以上出撃回数2530回、被撃墜回数30回、

  しかも、↑の戦果は公式記録のみで出撃禁止命令を無視して出撃してたので、

  戦果報告を上げるとバレるから戦友に戦果を度々譲っており実際はこれ以上。
  
  
更には負傷して片足を失ったが、義足を付けて飛び続けた。

  で、
スターリンから名指しで「ソビエト人民最大の敵」と言われて懸賞金まで付いたらしい。

  
酔っ払いの与太話みたいな話だが、これが実話だって言うのが・・・

ジ:スターリンも今までは気に入らん人間は指先一つで楽々粛清出来たのに、

  敵国の人間じゃ捕虜にでもせん限り粛清の仕様も無いから腹立たしかったんだろうな


他にもFB−111Aも展示されてた。

この機体はF−111の戦略爆撃機型だそうだ。
 
ジ:あんまり格好が良くないね。元が戦闘機って割に妙にデカいし。

ご:原型機のF−111は分類上は戦闘機だけど、実際はほとんど攻撃機だしな。

  けど、この機体は飛行中は結構格好が良いと思うぞ。

  それに展示スペースの関係上で、どこの博物館でも主翼を閉じた状態で展示されているが、

  偶には主翼を展開して展示してる博物館が在っても良いのにな。


ジ:あれ?主翼の展開って事はこれって可変翼機なの?

ご:可変翼機と言うとF−14とかMiG−27の印象が有るけど、

  F−111も可変翼機だぞ。しかも、実用機では世界初の。

  ってか、F−14はF−111の成果から開発されたのだし。


ジ:マイナーな割に凄いんだな。

ご:この機体の不運な点は湾岸戦争で活躍して再評価されたのはA−10と同じだが

  運用コストが悪いからと延命されず米軍から退役させられた事。

  一応、オーストラリアでは現役で使用されているんだけど。(そろそろ退役?)


この段階で閉館時間のアナウンス&音楽が流れ出した。

と言っても、英語を理解して判断したのではない。

単にそれまで放送が無かったのに閉館10分前に放送って事はそう言う事だろうなってだけである。

って訳で撮影を終了して外へ

なお、この博物館の興味の有る展示物はほぼ撮影出来た。

興味が有って撮影出来なかったのは建物の裏側で気付かなかったT−38タロンぐらいである。
(博物館外に出てから存在に気付いた)

後知恵だとプレーン・オブ・フェイムよりマーチフィールドを先にした方が良かった様に思える。
(閉館時間に1時間の差が有る上に空港からはこちらの方が近いみたい)

館外に出てA−26とB−25を撮影してレンタカーへ戻った。

『脚立でGo!海外編 アメリカ西海岸の巻』第三話

『脚立でGo!海外編 アメリカ西海岸の巻』第五話

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