『ご隠居デンジャラスツアー?回目(仮称)』
「モニュメントバレーの中心であれは良い物だと叫ぶ」の4

ネリスエアショーやらグランドキャニオンやらモニュメントバレーやら
ジョニー君(以下、ジ):次はどこに行くんだ?

  今晩泊まる宿探しか?


ご隠居(以下、ご):いや、とりあえず腹が減ってきたのでハンバーガー屋へ。

ジ:マクドナルドか?

ご:いや、IN’OUTバーガーってチェーン店。

ジ:聞いた事無いチェーン店だな。

ご:そらぁ日本には出店してないからな。

  それにアメリカでもカリフォルニア近辺の州にしか無いし。

  俺も行くのは今回が初めてなんだが。


カーナビで近くの店を検索して出発。

パームスプリングに店が在ったので余り時間も掛からずに到着。

ジ:メニューは何有るの?

ご:基本はハンバーガーとチーズバーガーとダブルダブルって名称のダブルチーズバーガー。

  あとはポテトと飲み物とシェイクぐらい。


ジ:種類がえらい少ないな。

ご:その代わりにハンバーガーに生の玉ねぎ入れたり、炒めた玉ねぎ入れたり、

  ドレッシング入れたり、
スリー・バイ・スリーとか肉・チーズの枚数の増減が可能。

  あと、ポテトが冷凍ではなく、生のジャガイモを店でカットしてるそうだ。


ジ:なんか変わってるな。

ご:もっと変わった注文でプロテインスタイルってのがある。

  
これはバンズが無くて替わりにレタスで包んでる。

ジ:バンズって上下のパンだろ?

  あれを抜いたら肉とチーズとトマトとか間の具だけだろ。


ご:一番意味不明なのはフライングダッチマンっての。

  
肉でチーズを挟んだシロモノらしい。

ジ:どんだけ肉に餓えてんだよ。

なお、注文はダブルダブル(ダブルチーズバーガー)のセットをトマト抜きを注文。
ジ:味は?

ご:ハンバーガーは旨かった。

  このチェーン知ってたらマクドなんて行こうと思わん。

  
ただポテトはマクドの方が好みだった・・・ただし、揚げるの失敗してなければ。

ジ:そら、失敗品と比べちゃ駄目だろ。

ご:
アメリカのマクドは偶に揚げ過ぎた失敗品を出してくる事有るぞ。

  
ひょっとしたら味覚音痴でこれぐらい食えるだろって出してる可能性も有るが。

  日本だったら露天の夜店ですらこんなもの出さないってシロモノを出された事が有る。
  
  なお、このIN’OUTバーガーは裏メニューがいろいろ有るので、

  初めて行く人はネットで注文方法とか調べて行った方が良いと思う。

ジ:スターバックスとかSUBWAYみたいなもんか?

ご:それに比べりゃ楽だと思うぞ。

  英語で言わなきゃいかんのは当然だが、スターバックス程独特な注文方法って訳でもないし、

  SUBWAYみたいに長々注文しなきゃならんて訳でもないから、覚え易いし。

  単にセットを頼むだけなら
ナンバー○ミール(もしくコンボ) プリーズで十分通じる。

  そこから何を抜いてとか何を足してとかの注文にバリエーションが有るだけだ。

  まぁSUBWAYも日本で注文した経験が有ればアメリカでもさほど難しいとも思わんけど。


ハンバーガー食って腹が膨れたので目的地へと向かう事にした。

延々と続くハイウェイを東へ向かって車を走らせる。

日が暮れても只管東へと走らせていたが、そこでまず最初のトラブル発生。

ジ:なんだ?車が不調か?それとも早速事故ったのか?

ご:足攣りかけた。

ジ:・・・

よくよく考えたら夜行バス→歩き回った上に飛行機に搭乗って段階で足に負担が掛かっていたのに、

尚且つ空港降りてから車を運転するか歩き回ってるかだったから、足に疲れが溜まってたのだろう。

どこかで車を停めて足を休めたいがレストエリアとか休める様な所は見当たらん。

仕方が無いから片足ずつ休めたりしてみたが、少しはマシになったが根本的な対策にはならん。

このままだと運転中に足攣って事故るのが目に見えている。

大ピンチに陥った・・・が、ふと解決策を思いついた。

ジ:どうするんだ?

ご:エコノミーみたいな安いレンタカーには付いてないんだけど、

  そこそこ料金のするクラスにはクルーズコントロール機能が付いてる。


ジ:クルーズコントロールってどう言う機能?

ご:ブレーキ踏んだりして解除するまで設定した速度を維持して走り続けるって機能。

  当然だが設定したらアクセル踏む必要は無いから足は楽になる。


ジ:それじゃその機能を早速使えば良いじゃないか!

ご:問題はその機能の設定方法とかボタンがどれか知らんって事だ。

  
普段運転しない上に使うツモリの無い機能だったから説明書も見てない。

ジ:・・・駄目やん。

けど、説明書見てないが運転に関する機能なんだから運転席近辺に有るのが当然。

で、今まで運転していて使ってないボタンorレバーのどれかって事だからある程度絞られる。

パッと見回したらハンドルについてるレバーに+−とかのボタンの付いてるのが有るし、

今まで全く使ってないから多分これだろとは思ったので適当に弄ってみた。

・・・大当たり。

アクセルから足を離してもスピードは変わらず走り続けた。

ジ:これで足を休めれるな。

ご:けど、もう一個別の微妙な問題が発生しつつある。

ジ:次は何だよ?

ご:
ガソリンが減ってきたが肝心のガソリンスタンドが一向に見当たらん。

ジ:残量はどれぐらい?

ご:約半分。

ジ:半分有れば十分有るだろ。

ご:いや、今はハイウェイだがスグに降りて一般道をしばらく走らなきゃならん。

  ハイウェイ走ってて見当たらんのに、町が無さそうな道でガソリンスタンドが在るのかと。


ジ:そう言えば前にラスベガスからパームスプリングス走った時は長時間荒野走る羽目になったな。

ご:で、位置が違うとは言え似た様な感じの道なんじゃないかな〜っと危惧した。

ジ:他の道行く訳にいかんのか?

ご:他の道も似た様な所を走ってるか、物凄い遠回りになるかのどっちか。

ジ:実質選択肢は他に無い状態だな。

そう言う状態なので、ガソリンの残量に危機感を覚えながらもハイウェイを降りて走行。

・・・案の定、荒野をただひたすら走る事に。

同じ方向へ向かう車もほとんど居ないし、対向車も少ない。

更には真っ暗だから寂しい事この上ない。

なので、景気付けにひたすら熱唱しつつ荒野を運転。

徐々にガソリン残量が減り、ガソリンスタンドが無いか探すが全然見当たらん。

真っ暗と言っても自動車のライトで周囲は少しは見えるのだが、

その見える範囲にガソリンスタンドどころか民家すら見えん。

精々見える人口建造物は道路の路面と標識以外は速度検知器らしき物体のみ。

こんな何も無い所にそうそうガソリンスタンドが在るとは思えん。

途中に集落でも在ればガソリンスタンドも在るんだろうが・・・

少なくとも主要幹線道路であるI-40近辺にはガソリンスタンドは在るだろうから先へと進む。

延々と荒野を運転し、ガソリンの残量が4分の1を切った所でガソリンスタンドを発見。

が、
めっちゃボッタクリ価格。

レギュラーしか置いてないが、他所のハイオクより随分と高い。

多分、辺鄙なところの店なので輸送量が高く付く+対抗他店が無いから高いんだろう。

が、背に腹は変えられん。

給油しなくても持つとは思うが、足りなかった場合の事を考えて値段には目を瞑る事にした。

ガソリン補充完了し、またグランドキャニオンを目指して出発。

あとの心配事はこの日中にどこまで行くか・・・どこで寝るかって事だけ。

順調に走ってI−40に合流し、ハイウェイを飛ばした。

・・・が、ガソリンの減りが微妙に早い。

前の補給で満タンにはしなかったのだが、それにしても減りが早い。

ハイオクではなかったとは言え、べらぼうに速度を出した訳でもないのに・・・

グランドキャニオン近辺のガソリンスタンドは値段も高い所が多いらしいので、

出来るだけ手前側でガソリンを補充して、最低限の補給ですむ様にしたい。

なので、早速また給油する事にした。

ハイウェイを下りてすぐ傍のガソリンスタンドへ。

・・・さっきの店よりはマシだがやはり値段が高い。

ジ:グランドキャニオンに近付くともっとガソリンの値段上がるのかな?

ご:多分・・・なので、まだマシなうちに満タンにする。

補給を終えてI−40に戻り、ひたすら東へと向かう。

東へとどんどん進む内に徐々に普通車が減り、最終的に走ってるのはトラックばかりとなった。

ひたすら走って深夜1時頃にウィリアムスに到着。

グランドキャニオンは1時間少々北上すると到着である。

ハイウェイを下りた所のガソリンスタンドで値段見たら・・・さっきのトコより安い。

ジ:逆に高く付いたな。

ご:完全に予想外だったわ。

グランドキャニオンより先は今より更にガソリンスタンドの件数が少ないらしいので、

まだ残量に余裕はあるのだがここで再度満タンにしておいた。

・・・で、ここで難問が。

ジ:また、なんかアクシデントが起こったのか?

ご:この時点で午前1時過ぎな訳だ。

  ゆっくり進んでも午前2時半までにはグランドキャニオンに到着する。


ジ:さっき1時間少々の距離だって書いてたから、そうなるよな。

ご:現時点が午前1時、グランドキャニオンには2時半頃には到着。

  で、今夜どう過ごすべきだろ?


ジ:現在地〜グランドキャニオンまで移動しながら宿探すってのは?

ご:まぁそれ位しか手は無いわな。

って訳で、車をゆっくりと北上。

ハイウェイ近辺にはガソリンスタンドやら店屋が多少有ったが、すぐ人口建造物は見当たらん様になった。

つまり一面の大自然+車のライトが照らしている所以外は真っ暗。

いつ夜行性の野生動物が飛び出してきてもおかしくない。

なので、余計に速度を落として走行。

ごく稀に猛スピードで追い抜いていく車が居てたが、こんな深夜にどこに行くんだか・・・。

と言っても、この道の先でグランドキャニオン以外となるとその先100km程度は何も無い。

今晩宿泊予定だったが何がしかの理由で遅くなったか、グランドキャニオン関係者かのどちらかだろう。

ゆっくり走らせた結果、午前2時半頃にゲート前に到着。

途中、モーテルも在ったのだがやはり午前2時過ぎから一泊ってのも阿呆らしいので、

グランドキャニオン内の空いてる駐車場にでも停めて仮眠する事にした。

で、ゲートだが高速道路の料金所みたいな形状なのだが、深夜と言う事も有りブース内に誰も居ない。

代わりにスルーしろって看板が出ていた。

なので、ゲートを通過してグランドキャニオン国立公園内へ

真っ暗な中、道路脇の標識を頼りに駐車場を探すのも難しい&神経を使うので、

カーナビの目的地をCVIP(キャニオン ビュー インフォメーション プラザ)へセット。

CVIP近辺なら大きい駐車場があるから、深夜だし空きが有るだろと。

しばらくカーナビの指示に従ってCVIPに到着。

・・・だだっ広い駐車場がガラガラ。

まぁ当然と言えば当然で深夜にグランドキャニオンに駐車してるのはロッジ等の宿泊客ぐらいのもんだが、

このCVIP前の駐車場は近辺に宿泊施設は無い・・・シャトルバスは出ているので不便って訳ではないが。

適当な位置に車を停めて、仮眠しようかと思ったが気が変わって星空を撮影する事にした。

一眼レフを三脚に適当な方向に向けてセットし、秋葉原で買ったリモコン使って撮影したのがこれ↓
ジ:これ星が流れてるけどどうなってるの?

ご:長時間露光と言って普通に撮影すると長くて30秒しかシャッターを開かないが、

  
数分〜数十分シャッターを開けたままにするとこんな感じで撮れる。

  
例えば10分間シャッターを開けてたとすると10分間に星が移動するから、

  
その移動した軌跡が線状になって写る。

  ただ、余りに長過ぎると真っ白の画像になるが。


ジ:その間はカメラの傍に突っ立ってたのか?

ご:いや、深夜&秋のグランドキャニオンはクソ寒いから、

  
バルブモードでシャッターを押して車に入って待機。

  
適当に時間が経ったら車から出てシャッターオフにしてた。

ジ:これグランドキャニオンの谷が見えるところでやったら良さそうだな。

ご:それは当然考えた。

  
現在地であるCVIPの駐車場から最も近いのはマーザーポイント。

  
5〜10分程度の距離なので歩いて行ってみる事にした。

・・・雪に埋もれて途中から道が解らん。

それでも途中までは木の間隔でここが歩道なんだろうな〜と判断出来たが、

車道を挿んでいる先が途切れていて先が全く解らない。

ジ:車道挿んでても真ん前に進めば良いんじゃないの?

ご:普通に考えたらその通りで、雪に埋もれた中を更に進んでみた。

が、途中で森の中に突っ込んでしまい、渓谷沿いに辿り付かない。

しかも、CVIP〜マーザーポイントは以前歩いた事が有るのだが、

その時の記憶と車道までの道のりは一致するが途中から方向が違っている。

こっちだった様な〜と思って歩いたら金網で通行止めにされてるし・・・ 

延々と歩き回るが、全くたどり着く気配が無い。

たどり着かないだけなら良いのだが、気温が低いわ風は吹くわで寒くて堪らん。

歩いている内にどんどん体温が奪われ、このままじゃ死ぬ程ではないが風邪引きかねん。

仕方が無いから途中で駐車場へ引き返す事にした。

・・・が、歩き回った所為で方向感覚が狂ってしまって駐車場の位置が解らん様になった。

CVIPまでは戻れたのだが、通行止めの箇所が有る上に似た形状の建物が複数在るので、

どの建物が最初にランドマークにした建物だったのかよく解らん。

仕方が無いから手当たり次第歩いてみたが、延々と同じ所をグルグル回ってしまう。

目的地へと向かって歩いて迷ってた内はマシだったが、レンタカーに辿り着けず彷徨ってるんだから、

かなりテンションガタ落ちして、内心凹みまくりである。

「モニュメントバレーの中心であれは良い物だと叫ぶ」の3

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