『脚立でGo!海外編 アメリカ南部旅行の巻』
ご隠居デンジャラスツアー・・・もう何回目か解らん

東海岸→南部の6
 撮影を終え博物館脇の駐車場で待ってたら丁度タクシー到着。

早速バルチモアへ向かってもらう。

バルチモアへは距離が微妙にあるのでメーターではなく規定の料金との事。

市内なら同一料金という事なので、行き先はダウンタウンのバスディーポに指定。

市の中心部にもバスディーポは在るし、そっちの方が中心部なので店屋とか多数有り便利なのだが、

そこから乗ってもダウンタウンで乗換えしなきゃならんので、乗り換えの際にトラブルが起きても嫌だし、

最初からダウンタウンのバスディーポに行っておく事にした。

バルチモアの市街地までは順調に到着・・・が市街地に入ってから迷う。

まぁ日本の運ちゃんでも数十キロ離れた都市の施設がどこか把握してない事もあるだろう。

日本と違ってタクシーにカーナビ付いてないし。

結局、運ちゃんがタクシー会社に電話して道を教えて貰う事で対応。

途中で「市内のバスディーポでも良いよ(市内のは通り掛かった)」って言ったんだが。

少々迷う事になったが14時15分頃には到着。

特に急ぐ事も無いので、ディーポ内でベンチに座ってうつらうつらして過ごす。

16時頃にカウンターでデイトンまでのチケットを購入。

これまでの出来事をメモしてから、飲食店を探すがこのディーポ近辺は飲食店が無かった。

と言うか、前回来た時に確認していたのだが、あんまり出歩ける感じの所ではない。

明るいうちでも外に人通りが無い上に暗くなると歩くのはヤバイかも知れない。

なので、我慢して自販機でポテチを購入して昼食兼晩飯とした。

ポテチ食った後はピッツバーグ行きのドアの前の列に並んで待つ。

なお、バスディーポでの長距離バスの乗り方だが、受付でチケットを購入した後、

壁際に各方面毎のドアが並んでいるので、そのドアの前の列に並んで指示に従うって感じ。

ジ:チケット買ったのに並ばなきゃ乗れんのか?

  それとも良い席に座りたいって奴か?


ご:チケット売る時に厳密に乗客数を数えてる訳ではない様なので、

  
チケットを買っても並んでなければ乗れん事もある。

ジ:なんだかいい加減だな。

ご:更にはそのディーポ始発のバスなら兎も角、先に乗っている乗客が優先されるので、

  
バスが来た時点で席の大半が埋まっている事も有る。

  ってか、
乗客有り+列長過ぎで全員乗るのは無理だろって状態のを見た事ある。

ジ:え?前のバス停で何人乗ったとか把握してないのか?

ご:恐らく他のバスディーポとチケット販売システムをリンクして座席数を把握するとか、

  そんな日本の長距離バスみたいな高度なシステムではないと思う。

  してたら、途中で満席で売り切れになるだろうから、乗客が乗れんって事は起きないだろ。


ジ:仮にしてたとしても無茶苦茶杜撰って事になるな。

  
客が多いから増便したりとかないの?

ご:偶に有るみたい。

  けど、増便するよ→やっぱ増便はヤメっての見た事ある。


ジ:嫌がらせかよ。

ご:だから、チケットを買わなきゃ駄目ってのは日本と一緒なのだが、

  
乗るのは早い者勝ちだから、乗れなきゃ次のバスを待つ事になる。

  だから、NY〜D.Cみたいにバスの便数が多いとこなら兎も角、基本早目に並んでおいた方が無難。

ジ:どれぐらい前に並んだら良いんだ?

ご:列が並び始めるのは行き先や時間及びディーポに拠ってマチマチ。

  
大都市のディーポで乗客が多い行き先の場合、2時間ぐらい前から並び始める。

  が、
大抵の場合は1時間前には並べばまず乗りそびれる事は少ないと思う。

  と言うか、自分の行き先のドアの前に行列が出来始めたら並べば良い。

バスは18時50分頃に到着し乗車開始・・・約40分遅れて出発。

全員乗れたが車内はほぼ満員と言って良い状態。

暗くなったので車内は寝て過ごした。

途中、ミッドウェイと言うバスディーポに到着。

外見たら一面真っ白・・・路面は絶賛凍結中。
 
ワシントンやバルチモアでは雪は溶けていたが、山間部の都市はまだ溶けてない模様。

ご:レンタカー借りれなかったのは幸運だったかも。

ジ:まぁ夜間長距離ドライブの上に雪が積もってるってのはな。

23時50分頃、ピッツバーグへ到着。

ピッツバーグは積雪ほぼ無し。

ここで乗り換えの為にバスを下車。

雪が積もってないとは言え寒いのでスグにディーポ内に入ったが、乗り換えるバスのドアが解らん。

ジ:へ?ドアに行き先書いてないの?

ご:ドアの上や横に行き先は書いてる。

  けど、終点や大都市ならほぼ書かれてるが、途中の街は書かれてない事が有る。

  次に向かうデイトンは途中の街でかつ降りる客が少ないから書いてなかったんだろう。

なので、同方面のコロンバス(途中で停車する)のドア近辺の職員に訊いてみると大当たり。

0時10分に乗車開始・・・席は少し空席が有った。

0時25分に出発し、コロンバスに3時35分の定刻に到着。

バスが給油と清掃を行う為に乗客全員一旦下車する事に。
 
下車時に優先搭乗のチケットを渡されてディーポ内で待つ。

再乗車は4時20分予定だったが、延びて4時50分に変更。

5時にコロンバスを出発。

6時30分頃にデイトンとアナウンス。

バスから降りたが、ディーポに全く見覚えが無い。

デイトンのディーポには2回来てるのだが、記憶と全く似ても似つかない。

以前は市街地に在ったが、今回到着したのは真っ暗な状態で見ても郊外。

不安になって建物を見たらDaytonの文字が在った。

どうやら前回来た後でディーポを移転したらしい。

グレイハウンドが経費節減の為にディーポを市街地から郊外に逐次移転してるとは聞いていたが、

まさか自分が行った事有るディーポが移転してるとは思わなんだ。

もう一人降りた白人さんも「ここデイトンだよね?前と違うけど」と戸惑ってた。

で、前回と違う事に気を取られてウッカリ預かり荷物にしてた脚立を忘れ掛けた。

バスはまだ停車中だったので大慌てで職員に頼んで降ろして貰った。

到着時点では外は真っ暗だったので明るくなるまでディーポ内で待つ事にした。

8時頃にはようやく明るくなりだしたが、タクシーが来ない。

いや、一台停まってる事は停まってるのだが、かなりボロい。

現役のタクシーなのか廃棄されたタクシーなのか判断付かないレベル。

日本だとこれは不法投棄されたタクシーであると断言出来るボロさである。

まぁ9時前に他方面から到着するバスが有ったので、その時に他のタクシーが来るだろと待ってみた。

時間になってバスが到着したが、流石は車社会アメリカかつ郊外。

バスから降りた客は迎えの車に乗っていった・・・1台たりとタクシー来やがらねぇ。

市街地にディーポが在った時はディーポの外にタクシー待機してたんだが。

仕方が無いから窓口に行って受付のオバちゃんに「タクシー呼んで」と頼んだ。

返答は「タクシーなら外に停まってる」って。

ジ:それ単にご隠居が見落としてただけで、どっかに停まってたって事?

ご:返事聞いてそう思ってディーポの建物の側面とか探してみた・・・が停まってない。

  
停まってるのはボロボロのタクシーのみ。

ジ:そのボロボロのタクシーに運ちゃんは乗ってないの?

ご:もぬけの殻。

  ってか、
人が乗ってたら流石に不法投棄なんて思わんわ。

仕方が無いからボロボロのタクシーの前でタクシー来ないかなと待つ。

少し待ってたらディーポの中から職員と喋ってた黒人の兄ちゃんが出てきた。

この黒人の兄ちゃんがタクシーの運ちゃんだったらしい。

ジ:ディーポ内に居てたのかよ。

ご:まさかディーポ内に居てるとは思わんかったわ。

ジ:ところで、タクシーでどこに行くんだ?

  
やっぱりデイトンに来たんだから行き先はアメリカ空軍博物館か?

ご:いや、デイトン国際空港。

ジ:あれ?アメリカで国内線にでも乗るのか?

  空軍博物館はスルー?


空港までは20分ぐらい掛かって到着。

ターミナルに入ってHertzレンタカーのカウンターへ。

受付のねぇちゃんにJCBカード使えるか訊いたらOKとの事。

ジ:あぁレンタカー借りに来たのか。

  DCで駄目だったのによく借りる気になったな。


ご:デイトンって前回レンタカー借りたシンシナティと同じくオハイオ州だからな。

  同じ州だしJCB使えるのでは?と思って来たら大正解。


ジ:けど、デイトン国際空港にレンタカーのオフィスが在るってよく知ってたな。

  国際空港だから在るだろうって賭けか?


ご:こんな事もあろうかとD.Cのユースホステルで調べておいた。

  
戦いとは二手三手先を読むものなのだよ。

ジ:その割に初っ端からコケてるよね。

ご:それは言うな。

ただし、ミッドサイズでナビ付きの車が無いのでフルサイズを借りる事になった。

かつ、事前に予約出来なかったので割引も一切無し。

ジ:じゃあ、当初の予定より高く付いたな。

ご:それなんだが、確かにレンタル代は高いんだけど、何故か乗り捨て代が0になってた。

  
だから、差し引きは0。

ジ:なんで乗り捨て代掛からんかったの?

ご:解らん。

  D.C〜ニューオリンズよりは少しマシだが、デイトン〜ニューオリンズ間も距離が遠い。

  だから、通常なら乗り捨て料金は3万ぐらい掛かる筈。

  しいて言えば借りた車のナンバープレートがNYになってたから、

  前の借主が乗り捨てした他所の車だから、他所の車が何処に行こうが関係が無いって事かも?


って訳でレンタカーを借りて出発・・・しようと置き場に行ったら車のガラスは雪塗れ。

手袋付けて雪と格闘し、手が冷たくなった頃に視界が確保出来る様になった。

で、車に荷物積んでたら、車内にマド掃除用の道具を発見orz
 
ちょっと凹んだが、気を取り直してナビを空軍博物館にセットして出発。

と思ったが、ストップ。

ジ:まだ何か有るのか?

ご:特製CDをセットして熱唱しながら行く事にした。

ジ:・・・

  で、歌は何よ?


ご:アメリカと言えば星条旗!

ジ:って事は合衆国国家か。

ご:うんにゃ。

  
曲自体は知ってるし聴く事有るけど、歌詞が全く解らん。

  耳コピする程興味も無いし。


:星条旗が歌詞に含まれてる歌って他に有ったっけ?

  星条旗よ永遠なれは行進曲だから歌詞無いし、仮に有ったところで英語だろうし。


ご:星条旗だからと言ってアメリカの歌とは限らんぞ。

ジ:アメリカ以外で星条旗を歌にする事なんて有るのか?

ご:え?有るぞ?大東亜戦争海軍の歌。

ジ:え?大東亜戦争ってまさか・・・

ご:星条旗まず〜 破れた〜り〜 巨艦裂け〜た〜り 沈み〜た〜り〜♪

ジ:うわぁ・・・喧嘩売ってるよ。

ご:なお、今回の旅行は熱唱しつつレンタカーで長距離移動を行う、

  
「自走式ジャイアンリサイタルUSA」って計画だったのだ!

  
もろに出鼻挫かれてどうなるかと思ったが何とか計画に戻れた。

ジ:なんちゅう計画名だよ。

って訳で熱唱しつつ運転開始。
『脚立でGo!海外編 アメリカ南部旅行の巻』第五話

『脚立でGo!海外編 アメリカ南部旅行の巻』第七話

お馬鹿旅行記のメニューへ

トップへ