ご隠居新大陸徘徊記(仮称)
ご隠居デンジャラスツアー11(多分)

アバディーン二日目編(8)
 グリレK型の次はBTR−60装甲車、T−55だがこれも端折る。

BTR−60装甲車は興味無いし、T−55は他所の車輌の方が状態が良い。

しかも、T−55とT−54の区別がよう解らん。

なにせ改良点がエンジンを換えたとか、燃料搭載量を増やしたとか、

砲塔旋回に追随するターン・テーブルを設置したとか、外見から解らん変更点ばかりだし

お陰で英米ではT−54とT−55がゴッチャになってるらしい。

オマケに中国製コピーの59式担克(しかも更に派生車輌有り)まで有るから見分ける方が難儀である。


で、それらを飛ばした次の車輌はブルムベア中期型
ズングリムックリな印象が有るが、これでもシュツルム・ティーガーよりはスマートである。

比較対象が悪いんだろうけど・・・

しかし、同じブルムベアでも後期型の方がスマートに見えたな。(実際は逆なんだが)

この車輌には損傷も見当たらない。

予備転輪ラックには予備転輪が4個揃ってる。

燃料不足とかで遺棄された車輌なんだろうか?

まぁ破損していないって事は良い事である。

ただし、天井は見ていないので天井が破損していたら判らん。

当日雨が降っていたし、装甲板が斜めなので滑って登れそうに無いから登らんかった。


 ブルムベアの次はホイシュレッケ(正式名称は長いんで省く)

この車輌も損傷は見当たらないが、前線に投入されたとも聞かないから、試験場で鹵獲されたんじゃないかな?

これも試作のみの珍しい車輌である。
III/IV号車体を延長し、全周旋回可能な砲塔に10.5cm砲を装備した車輌である。

しかも、この車輌は車体後部に砲塔着脱用クレーンや、外した砲塔を牽引する為の車輪等が装備されており、

砲塔を自力で取り外してトーチカにする事も可能だった。

けど・・・そんな装備は自走砲には不要なんじゃないの?

いや、トーチカを工場から現場まで運搬する車輌には必要かも知れん。

けど、この車輌は前線の味方を支援する為に作られた自走砲だよな。

自軍が勝ってる時にはトーチカを設置してまわる必要は無いし、

自軍が負けてる時だとトーチカを設置してる暇なんて無いと思うが?

しかも、砲塔を外してしまうと車体のみが残る。

自走砲として使うには本国の工場まで戻るか、前線まで砲塔だけ列車で送って貰う必要がある。

トーチカを設置する度に一々本国へ戻るってのも馬鹿な話だから、当然送って貰うって事になる。

が、車輌なら自力で列車から降車する事が出来るけど、砲塔だけだから降りれる訳が無い。

って事は降車する所に砲塔を降車可能なクレーンが必要になる。

勿論、戦線が移動すればそれに合わせて降車する場所も変わるから、クレーンも移動させて・・・

簡易でもOKな筈の自走砲にそんな手間暇掛けてどうする。

って訳で、遥かに簡易なヴェスペが採用されて、この車輌は不採用となった。

そらぁ戦争中だから自走砲は限定旋回式の砲でも構わない(大幅に向きを変えるには車体ごと変えれば良い)だろうし、

トーチカ云々の機能を付けて生産性が劣るってのは論外である。

しかも、この車輌がIII/IV号車体(延長型)なんて割と大きな車輌であるのに対して、

ヴェスペのベースは小型のU号戦車(軽戦車)。

この車輌を量産するならIII/IV号車体(延長型)を使っているフンメル・ナスホルンの生産ラインを停めるしかないが、

ヴェスペならU号車体なのでU号戦車の生産ラインをそのまま転用出来る。(どうせU号戦車は生産中止だし)

重量にしてもホイシュレッケが23トンに対し、ヴェスペは11トン。

資材も半分以下で済むんだから、ヴェスペが採用されて当然である。

ってか、誰も製作前に突っ込まなかったのか?


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