ご隠居新大陸徘徊記(仮称)
ご隠居デンジャラスツアー11(多分)

アバディーン二日目編(2)
 お次は先程の『Wasserfall』に続いて、ドイツの3.7cm連装高射機関砲。

正式名称は『Flakzwilling43』(日本語にしたら43式連装高射砲ってトコか)である。

普通『連装』ってのは砲が二門横並列に配置されている事が多いけど、この砲は縦に二門並んでいる。

個人的には横並列に並んでる方が好みなんだがな。
ちなみにドイツ軍は戦中に対空戦車とか対空自走砲を多種類生産してる割には

この3.7cm連装高射機関砲を搭載した車輌が無い。(正直な話、『これでもか!』ってぐらい種類は有る)

ドイツ軍は戦争後期にメーベルワーゲン対空戦車を作ったが当初2cm4連装機関砲を搭載しようとして、

ヒトラーに『威力不足だから3.7cm機関砲を搭載しろ』と指示され、装備を変更して生産され、

次に開発されたヴィルヴェルウィンド対空戦車は何故か威力不足の筈の2cm4連装機関砲を装備して生産され、
(これは単装砲より4連装の方が命中率が良いからなんだろうか?)

やっぱり威力不足だから次のオストウィンド対空戦車では3.7cm機関砲を搭載している。


そんな訳の判らないドタバタやってる暇が有るなら、初めから3.7cm連装高射機関砲を搭載した車輌を開発したら、

『2cm4連装機関砲より威力が強く、3.7cm機関砲より命中率が高い(砲が倍だから)車輌』が出来たと思うんだけど・・・

生産数が少なかったから作らなかったんだろうか?

どちらにしろドイツ人の考える事はよく解らん。


 更に次もドイツ兵器。

今度は8.8cm高射砲Flak37である。

博物館横に置いてたFlak36と違って今度のは防盾が付いていない。

台座は四角形のパッドを使用しており、砲身も最後期型の砲身の様である。

とか詳しいようなフリをしてるが、Flak36とFlak37の違いがよう判らん。

照準装置や表示機が変わっているみたいなんだけど、この砲は計器がボロボロだし・・・
ご隠居に言えるのは『88mm高射砲は防盾付きに限る』って位である。


 8.8cm高射砲Flak36の横は恐らくアメリカ製らしい高射砲(貧乏国では量産出来そうに無い大掛りな砲)や

ソ連製らしい高射機関砲&ドイツ製らしい高射機関砲が並んでいた。

けど、見分けが付かんのでこのページではパスする。
(そのうち『軍事博物館の1』で画像を公開する予定)


 徐々にガンタンクに近づいてきたが、その手前に8.8cm高射砲Flak41が置かれてた。

先程のFlak37や昨日のFlak36と違って、妙に背が低くて砲が長い。

元々Flak36/37の威力を増す為に砲を長砲身にして、敵戦車から見つかり難くする為に低姿勢にしたのだから当然だけど
この砲は以前の型より使い勝手が良い様にされたのだが、結果Flak36/37に比べて異常に高価格になったそうだ。

Flak36/37が3万2〜3千ライヒスマルクに対して、Flak41は6万ライヒスマルク・・・つまりほぼ倍。

高射砲はミサイルと違って敵一機撃ち落とすのに数千発は最低でも必要らしい。

当然だが、敵が一機で攻めて来る事なんて無いから多数配備して撃ちまくらなければ当たらない。

って事は高射砲一門でも価格差が厳しいのに多数配備すると更に・・・

お陰でFlak18〜Flak37までの生産総数が2万門近くなのに、Flak41は400門以下だそうだ。

ちなみにライヒスマルクって現代の何円に相当するの?とか聞いてはならない。

興味を持った方は各自調べるべし


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