バスは2時間ぐらいで巨済(コジェ)に到着。
バスターミナルを出て、地久の歩き方の地図を見ながら巨済島捕虜収容所遺跡公園へ
歩いて20分程度の距離である。(ただし途中から坂道)
で、到着して目に入ったのが斜面をよじ登ってる戦車。
どうもT-34らしい。
が、離れている筈なのに妙にデカく見える。
否、デカく見えるんじゃなくて実際にデカい。
余裕で通常の3倍はデカイ・・・いや、5倍近いかも知れん。

巨大T−34 |
ツノ付けて赤く塗ってシャア専用T−34としてはどうかと言いたい位である。
もしくは川口浩探検隊なら「幻の秘境で巨大T−34を見た」とタイトルにしそうな光景である。
(秘境どころか実際はただの町の外周部だが)
他の展示内容にも期待出来そうでテンションが上がってしまうが、まずはチケットを購入。
ゲートを入り上って行くと・・・巨大T−34は通り抜け(エスカレーター付き)になってた!
残念ながら中は大した事が無かった。
で、更に進むと収容所のジオラマが有った。
手前が普段の収容所で奥側が叛乱光景のジオラマに分かれていた。
 
(反乱の)無い時ぃ〜 (反乱の)有る時ぃ〜 |
けど、青いライトで照らしてるもんだからゾンビに襲われてる様に見える。
順路を進むと戦車のパチモン(多分)が有り、

多分パチモン |
更に北朝鮮の進撃を阻む為に爆破された橋のジオラマが有った。

橋のジオラマ |
ただ、橋&避難民には矢鱈と力を入れてるのだが、それに対して後ろの書き割りがショボ過ぎないか?
順に進んでいくと収容所のゲートなんてのも有った。

収容所のゲート |
ただし、背後では高速道路建設中。
収容所の捕虜を励ます同士が居てたり

捕虜を励ましている光景 |
なんって言うか・・・な顔出し看板が有ったり

ちょっとアレな顔出し看板 |
また捕虜収容所叛乱のジオラマが有った。

反乱 |
反乱と言うよりもゾンビが大量発生して街で暴れてるみたいで、
「迫り来るゾンビを撃ちまくれ!」と銃が置いていないのが不思議なぐらいである。

志村ぁ〜後ろ〜 |
反乱中だってのに旗振ってる場合かよ(笑)
ってか、よく見りゃ襲われかけてるじゃねぇの。
更には1/1収容所ジオラマも有った。

収容所入り口2 |
建物
建物の中

F9F |
トイレ・・・をいをい幾らなんでもマネキン置くか?

爆撃中 |
って前に回るとw

ナニ |
更にアップだ!
あぁ〜なんだか妙にテンションが上がってしまった。
で、肝心の兵器はと言うとジープやヘリ、砲、A−37等の脇役的な兵器と
車輌はM911とM46?(M26と見分けが付かん)の2輌だけ

M46かM26か解らん |
展示車輌は少ないのだが、かなり楽しめたので良しとする。
バスターミナルのへ歩いて戻る途中、ロッテリアにて遅い昼飯を食べ、
ターミナルにて釜山行きの乗車券を購入しバスに乗り込んだ。
バスは約3時間で釜山の西部バスターミナルに到着。
西部バスターミナルから沙上駅まで歩き、地下鉄を乗り継いで釜山駅へ
窓口にてソウル行きの夜行列車の乗車券を購入。
そしてまた地下鉄に乗り南浦洞(ナムポドン)へ
南浦洞は釜山有数の繁華街である。
ただし、ご隠居が来た理由は冷麺食べに来ただけ。
物凄く細い路地が多くてなかなか店が見つからんかったが、地図を片手に約30分ぐらい歩き回った末に店を発見。
ビビムネンミョンを注文。
それほど待たずに出てきた。
冷麺専門店だからメニューが少ない(確か2種)ので、客が入った時点で既に麺を茹でているんだろう。

ピビムネンミョン(平壌冷麺) |
写真見たら解るだろうが赤い・・・つまり辛い冷麺って事だ。
ヤカン入りのスープ(タダ)を飲みつつ食す。
麺がゴムみたいだし、見栄えは悪いがなかなか旨かった。
食後は海雲臺(ヘウンデ)のカジノに行こうかと思っていたのだが、そう言う気分でもない。
真剣に悩んだ末にパスする事にした。
なお、ご隠居はギャンブラーではないので、カジノするべきかどうかを悩んだ訳ではない。
うさぎさんが生息しているとの情報が有ったので見に行くべきかどうか悩んだのである。
で、結局「顔が期待出来ん」って事で却下した。
しかし、夜行列車の出発まではまだまだ時間が有る。
ぼ〜っとしてるのも暇なので西面(ソミョン)に行ってみる事にした。
地下鉄に乗って西面へ行き、駅を出てロッテ一番街へ
このロッテ一番街は屋台が並んでゴチャゴチャしてる。
そのゴチャゴチャしたところをうろついていたが、少し外れた所でコンビニを見つけた。
店名がF・・・Martで色も同じだったから、ファミリーマートだろうと思って入ったのだが、
今から考えたらフェアリーマート(ファミマのパチモン)だったかも知れん。
コンビニに入って菓子コーナーに行き、パチモン菓子を購入す。
その後、ロッテ一番街に戻って屋台でテジクッパブを食った。
テジクッパブはご飯に豚骨スープをぶっ掛けたって感じのシロモノで、
薬味を入れて食べる・・・当然の事ながら薬味は唐辛子等である。
結構旨かったけど、日本の豚骨よりはアッサリしていた。
食後は地下鉄にて釜山駅に戻ったが、駅舎を見て凄い発見をした。

釜山駅のネオン |
玉山駅って何よw
田舎の駅だってなら解るんだが、釜山って第二の都市だよな。
少しぐらい気を付けようや。
まさか、あの『全日本チ○コ連盟』が動いたのだろうか?
否、ひょっとしたら本部がこっちに有るのかも知れんな。
なお、日本と違って韓国の鉄道は乗車時間までホームに入れない。
駅舎で待って発車の時間が近づくと案内が有りゲートが開く様になっている。
なので、延々と駅構内で乗車案内を待ち10時50分頃にホームへ降りて列車に乗り込んだ。
列車はこんなの(↓)

セマウル号 |
すっげーボロい。
まぁフランクフルト〜パリ間で乗った夜行列車よりはまだマシなのだが
(アレは途轍もなくボロかった)
なお、韓国の鉄道はKTX・セマウル号・ムグンファ号・トングン列車の4種有るそうだ。
KTXは韓国新幹線とか言われる事も有るが、要はTGVの中古を色変えて走らせてるってブツらしい。
夜行列車は早朝にソウル到着の予定なので車輌に乗り込んで寝る事にした。
ちなみに隣はピチピチのねぇちゃん・・・ひゃっほー |
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