翌朝、ホテルの食堂でパンを食べてNord駅へ
まずは停車中のブリュッセル方面行きの特急を撮影す。(隣はTGV)
ジ:これってTGVの色違いじゃないの?
ご:TGVをベースにしたタリスって特急なんだが、違いはよく判らん。
確かに隣のTGVと少々形状が違うみたいなんだけど・・・
タリスは約2時間でブリュッセルMidi(ブリュッセル中央駅)に到着。
タリスを降りてICに乗り換え、途中の駅で先発の列車に再度乗り換えアントワープに向かう。
が、乗り換えた列車はアントワープMidi駅の手前で終点だったので、
次の列車に乗り換える事にした・・・が、到着した列車はさっきまで乗ってたIC。
つまりわざわざ乗り換えんでも到着時間は一緒だった訳だorz
列車を降りてエスカレーターにて地下へ行き地下鉄でマルクト広場へ行く事にした。
なお、アントワープの地下鉄に乗るのは止めた方が良い。
地下に下りた途端に結構キツめの異臭が漂ってたから、浮浪者の巣窟なのかも知れん。
なお、地下を走ってるにも関わらずレール周囲に枯葉が溜まってた・・・どこから紛れ込んだんだ?
地下鉄に乗ったらすぐにマルクト広場に到着。
なお、何故かは知らんがドイツやベルギーの広場の名称はマルクト広場ってのが多い。
更にはマルクト広場の近辺に市庁舎が有る様に思える。
ここのマルクト広場も市庁舎が傍に有るのだが、それ以外の特徴は・・・
フライドポテトのオブジェが置いてある。
ジ:はい?なんでフライドポテト?
ご:フライドポテトはベルギー発祥の食べ物らしい。
ジ:あれ?フライドポテトはフレンチポテトとも言うよな?
フレンチはフランスの事なんだからフランス発祥じゃないの?
ご:フライドポテトをアメリカに持ち込んだのはベルギー人移民らしい。
で、ベルギー人はフランス語も喋るのでフランス人と間違われたそうだ。
ジ:へぇ〜。
マルクト広場の横を通って少し歩くとノートルダム大聖堂に到着。
少し離れて撮影しようとしたが、高い建物なのでフレームに収まらん。
大幅に離れ様にも街中じゃ限界がある。
CannonのパワーショットS2ISではまるでフレームに入りそうにない。
入り口をフレーム内に収めたら塔の途中までしか入らんし、テッペン入れたら入り口が入らん。
が、ここでLUMIX LX2の出番だ。
広角レンズは伊達じゃない!・・・と思ったが、これでもフレームに収まらん。
縦横比16対9にしてカメラを縦にしたらなんとか収まったので撮影。
ジ:アントワープに来たのはノートルダム大聖堂目当てだったのか。
ノートルダム寺院と言えばあの感動の名作の最後のシーンで有名だよな。
ご:名作の最後のシーンって言うと
「オレの墓標に名はいらぬ。
死すならば戦いの荒野で」
ジ:何だ?その殺伐とした文句は。
ご:「お前はすでに死んでいる!」
ジ:なんでそこで北斗の拳が出てくるんだよ。
ご:え?感動の名作って言っただろ?
感動の名作と言えば北斗の拳に決まってるだろ。
第二部以降はグダグダだったけど・・・
それとも花の慶治?エリア88?ゴルゴ13は終わってないし、
究極変態仮面は名作だけど、感動はしないしなぁ・・・
ジ:全部違うわ馬鹿野郎!
ノートルダム大聖堂と言えばフランダースの
ご:拳!
ジ:犬だ!
ネロと犬のパトラッシュは仲が良くて
ご:犬が吼えたら有罪で死刑なんだろ?
ジ:違うわ!
村で暮らしてたけどある日追い出されたんだ。
ご:人が入れるスペースが無かったんだろ。
ジ:核戦争起きて無いし、外で扉を閉めてる兄弟子なんて居ねぇ。
第一、追い出されたのはシェルターじゃなくて村だ。
ご:じゃあ、追い出されたのは胸に七つの傷が有ったからだな。
それに「北斗現われるところ乱あり」とも言うしな。
ジ:傷も無ぇし北斗関係無ぇよ!
そんでなんだかんだでここの絵の前で昇天するんだよ!
ご:我が生涯に一片の悔いなし!
ジ:だから北斗の拳はもう良いって!
ちなみにフランダースの犬は現地では無名の物語であり、大聖堂近辺は日本人が矢鱈と多い。
とても外国と思えんぐらい日本人がウジャウジャ固まってる。
固まってるってのがポイントで、欧米人と違い日本人は兎に角群れる習性が有るらしい。
しかも「そんな所で固まってたら通れんだろ!」って狭いトコでも御構い無し。
3人寄れば文殊の知恵とは言うが阿呆が集まったら邪魔なだけ。
無駄に雁首揃えてないで周囲に対して少し配慮しろ。
で、大聖堂の周囲に多いぐらいだから、当然の事ながら大聖堂内部も日本人が多い。
大聖堂内部は外より狭いから、腹が立つ程日本人邪魔!
こんな状態だからパンフレットも日本語のが有る・・・ここの客(?)の半数以上日本人だと思われる。
とりあえず折角中に入ったので撮影す。
内部はこんな感じ(↓)
で、ルーベンスの絵はこんなの(↓)とか
ご:このポーズ見たらブランカ(スト2)のジャンプ大キックを思い出すよね。
ジ:そんなの同意求めるな。
チャチャッと撮影して駅に戻る事にした。
ジ:もの凄くアッサリしてるな。
ご:ルーベンスマニアじゃないし、どんなものか見るだけで来たから。
ジ:いや、例えば近郊のフランダースの犬の舞台になった村に行くとか・・・
ご:なんで?興味無いんだけど?
ってか実はフランダースの犬って「感動の最終回」とか以外で見た事無いんだ。
だから、ストーリー全く知らんし。
ジ:え?・・・まさか!
ご:実は北斗の拳ネタがしたかっただけ。
ノートルダム大聖堂自体は興味が有ったけど。
ジ:酷ぇ。無茶苦茶だ。
まぁそんな訳でアントワープMidi駅へ戻る事にした。
地下鉄はアレな上に遅いし運賃が要るので、距離も大して無いので歩いて駅へ行く事にした。
で、歩き出してしばらくしてトラブル・・・ってかトラブルは既に発生していたのだが。
実はこの日の朝から感じてたのだが、歩き出して顕著になった事がある。それは・・・
ジ:それは?
ご:昨日の安宿で足を虫に喰われてた。
床にダニか何か居てたんだと思う。
その所為で無茶苦茶足が痒い。
ジ:うわっちゃ〜。
無茶苦茶痒かろうが駅まで歩かなければ話は進まん。
なので、度々足を掻きながら頑張ってアントワープMidi駅まで歩いた。
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