なんか博物館外の特別展示だけで御腹一杯である。
しかし、当然の事ながら入館せずに帰るなんて事はしない。
って訳で、中に入るといきなり目に入ってくるのが毛沢東の像。
ご:毛沢東って随分でかかったんだな。
ジ:いやいや・・・まさか等身大じゃないだろ。
ご:初めはこのサイズだったけど、知らんうちに縮んだとか。
ジ:それ大豪院邪鬼。
ご:じゃあ、馬鹿デカい馬に乗ってるとか、2人称が「うぬ」だとか・・・
ジ:どこの世紀末覇者だよ。
なお、外も人が多かったが館内も多く、コーナーに拠っては満員御礼状態のトコも有った。
毛沢東の像の横を通り抜けて奥へ進むと前に毛沢東専用車&周恩来専用車が有った。
 
左が周恩来専用、右が毛沢東専用 |
ご:残念ながら「専用」と謳っておきながら、パーソナルカラーに塗られてる訳ではない。
ジ:モビルスーツじゃあるまいし。
両脇にはMig−15と日本軍の各種砲&97式中戦車改(新砲塔チハ)が展示されてた。
周囲には旧帝国陸軍の砲が数種類置かれてた。
が、ここら辺は入り口近辺なので出入りする人が多いのと照明が暗いので撮影し辛かった。
人が居て中々シャッターチャンスが無い。
↓
しばらく待って人が少なくなったので撮影。
↓
撮影した画像を確認したら暗くて手ブレしてたって感じ。
更に奥は吹き抜けになっており、右側には車輌・砲などの陸戦兵器が並んでた。
↑の62式軽担克は結構珍しいと思う。
ってか、ご隠居も初めて見た。
ただし、パッと見は少し小柄なT−54/55もしく59式担克って感じだが。
で、左側には軍用機の列。
軍用機と言っても並んでいる4機全てが退役済みの古い戦闘機であり、
中国の古い戦闘機と言えば解るだろうが、MiGのパチモンもしくMiGそのものである。
ど真ん中にはロケット(弾道弾?)やら宇宙関係の小物やらが展示されてた。
ここは前述した通り吹き抜けなので2Fから車体上面を撮影する事も可能である。
2Fには銃が並大抵でない数量展示されてた・・・が興味無いので、1Fの展示物を撮り下ろす事に集中する。
撮影して回っていたら閉館時間になったので、博物館から出て地下鉄を乗り継いで東直門駅へ
そして地久の歩き方の地図を見ながら歩く・・・
駅近辺は工事現場って感じだったが、少し歩いたらスラム街状態である。
で、そんなカオスな中を15分ぐらい歩いて鼎泰豊って中華料理屋に到着。
鼎泰豊はかなりお上品な感じの店である。
・・・つまりバックパッカー1人では凄く入り難い。
が、小龍包が食べたかったので頑張って入る事にした。
中に入ると・・・やっぱり1人だけ場違いだよ。
けど、席に案内してくれたって事はまぁOKって事なんだろう。
店員さんが持ってきたメニューを睨む事しばし。
注文したのは勿論の事ながら小龍包・・・だけでは少な過ぎるのでチャーハンとウーロン茶。
ウーロン茶を注文したのは水が出されなかったら困るので何か飲み物を頼もうと考えたが、
アルコール類は店の近辺がスラム状態な事から、帰りの事を考えて却下。
他に中国で知ってる飲み物はウーロン茶しかない・・・って事で決定。
ウーロン茶は即座に出てきたが、出されたのがコレ(↓)
ジ:サントリーのウーロン茶じゃねぇの。
ご:「三得利」って字を見て「なんだかなぁ」って思った。
中国まで来て、出されたのがサントリー製(三得利はサントリーの事)かよ。
てっきり急須かポットで出てくるだろうと思ってたのに・・・
せめて百歩譲ってペットボトルで出されるにしても得体の知れん中国製で出てくるとか。
ジ:ただ、その場合はネタ的にはオイシイけど、中身が怪しいよな。
どんな成分が混じってるか解ったもんじゃないし。
ご:まぁ、それを言い出せば三得利製でも中国で作ってんだから何入れてるか解ったもんじゃないし、
三得利って書いてるけど、実はパチモンって可能性も有るからな。
ウーロン茶でガッカリだが、次に出てきたチャーハンはなかなか旨かった。
チャーハンは撮影しても面白くもないので画像無し。
更に小龍包・・・こらぁ旨い。
ただし、個数は10個と多いが一口サイズなので案外すぐに無くなるのが残念。
ご:なお、具にダンボールが使用されているか否かは不明。
ジ:そもそも普通はダンボールの味なんか知らんわな。
お腹いっぱいになり、ホテルへ引き返す事にした。
中華料理屋を出て近くに雑貨屋が有ったのでお菓子を数点購入。
ジ:ポッキーとプリッツとキノコの山だよな・・・キノコはパチモンっぽいが。
ご:キノコ以外は正規品だと思う・・・多分。
で、更に引き返してブックスタンドにて雑誌を購入。
勿論、購入したのはミリタリーな雑誌である。
ホテルに帰ってから読んだが、値段が安い割に結構面白かった。
(ってか、中華兵器は日本であんまり紹介されてないし)
この雑誌にて革命軍事博物館にて展示されていた99式主力担克の名称が判明した。
なお、中国ではイギリスと同様に雑誌は本屋では扱ってないらしい。
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