『脚立でGo!海外編 北京の巻』
ご隠居デンジャラスツアー・・・もう何回目か解らん

北京徘徊第七話
 外に出て今度は屋外展示場を見物する事にした。

屋外展示場には主に中国製の車輌が並んでいた。

と言っても例外は有る。

アメリカ製のLVT等とソ連製のSU−100等である。

LVTはあんまりパッとする車輌じゃないので軽く撮影す。

SU−100・・・またかよ。これまた軽く撮影す。

で、隣はT−34戦車回収車。
ジ:戦車回収車って割にクレーンとか回収機材が無いな。

  単にT−34の砲塔を取り外しただけに見えるんだが・・・

  まさか、この車輌の回収方法ってワイヤーで引っ張るだけなのか?


ご:戦車回収車はよう判らん。

  確かにクレーンもウインチも無いのだが、これが元々無いのか紛失したので無いのかは解らん。

  ただ、気になるのはこの車両には
何か付いてるべき物が取れたって形跡は無かったから、

  
元々この車両の回収方法はワイヤーで引っ張るOnlyだったのかも知れん。

ジ:それだったら戦車で引っ張っても同じじゃない?

更に隣は63式水陸両用担克

珍しい車輌なのだがソウルの戦争紀念館で散々撮影してる。

ただし戦争紀念館と違いここの車輌は損傷していないのがポイントか。

で、更に隣は59式担克。
ジ:T−54と59式担克ってどう見分けるの?

ご:中国以外の東側製がT−54/55で中国製が59式担克。

  ひょっとすると違いが多少有るのかも知れんが、ご隠居は知らん。

  製造国が違うだけだから、
欧米なんかでは一緒くたにされてる。

で、お次は試作車輌らしい・・・砲塔上面が造りかけ状態である。

パネルの説明に拠ると風暴ー1とか言う車輌らしい。
ジ:風暴−1なんて戦車有ったっけ?

  中国の戦車名は○○式担克だったと思うんだが。


ご:どうやら85式担克ー1の試作車らしい。

  ただ、85式担克ー1は80式担克と同じ車体らしいのだが、この車両の
車体後部は形状が違ってた。

  なので、85式担克ー1の試作車のバリエーションの一つってとこなのかも知れん。



 風暴−1の隣は69式担克
ジ:59式担克がT−54/55のコピーだから、これは形式からするとT−62のコピー?

ご:いや、単純にそうではないらしい。

  ってのは、この戦車の開発時点ではソ連との蜜月状態は終わってかなり険悪化していた。

  その為にソ連からT−62を売って貰える様な状況ではなかった。


ジ:ふ〜ん、中国とソ連って同じ共産国だから仲が良いんだろと思ってた。

ご:いや、幾ら同じ政治形態だからって仲が良いとは限らん。

  ってか、
隣国との中国&ソ連に限らず国境問題はよく有る話。

  で、
中国とソ連の場合は国境に在るウスリー川の中州の島を巡って国境紛争が勃発した。

  
この紛争を島の名前を採ってダマンスキー事件(ソ連呼称)と言う。

  
その際に鹵獲したT−62を参照にして作られたのがこの戦車だそうだ。

ジ:ソ連から売って貰えなくても、結局はパクって似た様なもん作ってるんだな。

  
けど、それってソ連にしたらライセンス料貰えん分損してるよな。

ご:なお、このダマンスキー島だがこの名称は飽く迄ソ連(ロシア)側の呼称であり、

  
中国側の呼称は珍宝島であり、紛争も珍宝島事件と言う。(本当)

ジ:・・・間違ってもそんな名称のトコで死にたくないな。


69式担克の隣にはキャンパスで隠した砲が置いてあり、その隣にはまた戦車回収車が有った。

が、T−34戦車回収車を紹介した事だし、この車両はパスする。

で、お次は走行兵員輸送車が2輌置いてた。
噂に拠ると天安門で大活躍したのはこの装甲車らしい。

ジ:天安門で大活躍って?

ご:天安門事件。

ジ:いや・・・それは間違っても活躍とは言わんと思う。

ご:
世間一般の常識で測れんのが共産主義者だと思うが。

  日本のサヨク(左翼に非ず)も
中国の虐殺は良い虐殺って認識らしいし。

  サヨクにロクなヤツは居らん。


更にお隣はその兵員輸送車に多連装ロケット弾発射機を搭載した車輌×2
ドイツ軍の42式自走ロケット砲みたいな車輌である。

と言うか、車体を変えただけと考えた方が良い。

ご:有効な兵器である事は確かだが
MLRSを知ってると物凄くトホホ感がある

ジ:まぁ・・・比較対象が悪いって事にしよう。

  それに
この車両は30年以上前の車両だからMLRSと比較するのも酷では?

ご:いや、確かにこれは30年以上前の兵器である。

  が、最近開発された後継車両も、
目立った違いは次発装填出来る点ぐらいなんだが。

ジ:うわちゃ〜。


で、なんだか判らん指揮車輌が有り、M3/5が並んでた。
ジ:奥に写ってるのは車体後部に段が有るみたいだからM5軽戦車だよな。

  で、手前の車両は車体後部が平たい事からするとM3A3って事になるが、少し変じゃないか?

  
そもそもM3にしろM5にしろ転輪はこんなんだっけ?

ご:よく気付いた。

  実はこれ、
M3A3もしくM5軽戦車のパチモン。

  足回りから推測するとSu−76自走砲辺りをベースにしたパチモンらしい。

  多分、映画かTVだかを撮影する際に作ったシロモノではなかろうか。


で、更にはスターリン系列の車体を利用したと思われる戦車回収車も展示されてた。
どうも車体はスターリンをベースに開発されたT−10重戦車っぽい。

ただ、T−10はソ連以外では使われてなかったと思うんだが、戦車回収車型のみ供与したんだろうか?


 車輌を見た後は適当に展示棟を見て歩く。

で、色々見てたらある一角でアニメを放映してた。
ジ:見覚えが有る絵だなと思ったけど、これスラムダンクだろ!

  
なんで担克博物館でスラムダンクなんだかorz

ご:更に中国の事だから海賊版だと思われる。

ジ:今更だが著作権完全に無視してるよな。

ご:やっぱ中国だし。

  逆に
「ちゃんと使用許可を貰っていて著作権を侵害してません」って方が有ったら驚きだ。

ジ:著作権守る方が珍しいってどんな国だよon

ご:
猫に小判、豚に真珠、馬の耳に念仏と来て、中国人に著作権って所か。


 担克博物館を堪能したので北京に帰る事にした。

時間が早ければ万里の長城に行ってもらう事も考えていたのだが、

そんなに時間の余裕は無いので、今日は北京のホテルに戻ってもらう事にした。


帰りは途中まで順調だったのだが、30分位経った所で渋滞に巻き込まれた。

全く進まない訳ではなく徐々には進むのだが、唯でさえ道が混んでるってのに

割り込みやら人間の横断やら(高速道路なのに!)何やらでカオスってる状態。

ご隠居にこんなトコを運転する度胸は無いな。

で、約1時間経ったところ、進行方向に馬鹿でかい門が見えた。
きっと徳正門って門に違いない。

相変わらず渋滞気味の為に速度が遅いんで、車内から撮影す。

車はその後約20分でホテルに到着した。

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