F-8クルセイダー(F-8 Crusader)

海軍航空博物館で撮影したF-8A(F8U-1)クルセイダー
サンディエゴ航空母艦博物館(CV-41ミッドウェイ)にて撮影したF-8C(F8U-2)クルセイダー
イントレピッド博物館で撮影したF-8Kクルセイダー
戦艦アラバマ記念公園にて撮影したRF-8Gクルセイダー
航空宇宙博物館 別館(スティーブン F ウードバー ハーゼー センター)にて撮影したRF-8Gクルセイダー
ピマ航空宇宙博物館にて撮影したDF-8Aクルセイダー

米海軍初(世界初でもある)の超音速艦上戦闘機。
1952年米海軍より超音速艦上戦闘機の開発が要求され、チャンスボート社が開発を開始。
機首下面にエアインテークを持ち、離着艦時に機首が上がり過ぎるのを防ぐ為(視界確保目的)に
高翼配置の主翼の角度を可変させる等新機軸を採用したXF8Uが55年3月初飛行に成功。
超音速も突破するなど高性能だった為にF8Uクルセイダーとして採用され1958年より部隊に配備された

65年に勃発したベトナム戦争ではより高性能なF-4ファントム2が配備されていたが、
初期型F-4の対空武装は空対空ミサイルのみな上にその肝心のミサイルの不良やミサイル運用上の欠陥及び、
大型の機体の為に機動性に劣る事当時まだ現役だったエセックス級空母での運用が出来ない等から、
武装に機関砲を装備していて、小型でエセックス級空母での運用が可能な当機も投入され活躍した。
ついでに言えば当時の空軍戦闘機もあんまりな状態(センチュリーシリーズ)だった。
ってか、戦闘爆撃機を求めるのは解るが、強力な制空戦闘機が有るのが前提だろ。
F8U(F-8)は最後のガンファイターと呼ばれていたが、ミサイル扱けたら皆扱けたって戦訓から
F-4は機関砲を搭載する様に改良され、以降の戦闘機にも当然装備する事になった。

ベトナム戦争終結後、エセックス級空母が退役すると共に戦闘機型は退役したが、
偵察型のRF-8Gは代替機が無かったので87年まで使用された。(後継はF-14に偵察機能付けたの)
他に派生型として艦対地巡航ミサイルの空中誘導母機のF8U-1D(DF-8A)なんてのも有った。
アメリカ以外ではフランス海軍に採用され、クレマンソー級空母に搭載されたり、フィリピン空軍に採用されたが、
前者は空母が退役した2000年に退役、後者は金欠で稼働率低下+91年のピナツボ火山噴火で損傷して廃棄された。
1962年の空軍との呼称統一によりF8UからF-8と変更された。

なお、主翼を折り畳んだ状態で飛行した事は有るらしい(操作間違いで)のだが、
某有名マンガの様に飛行中に主翼を折り畳むのは無理らしい。
また、可変翼機は何種か存在するがこの機体の様に角度が変わる機体は他には無い。

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