ヴィルベルヴィンド(WIRBELWIND) Sd.Kfz.161/4
説明 展示博物館
(2005年4月現在)
 連合国軍の戦闘爆撃機に対抗する為、W号戦車の車体を使用してメーベルワーゲンが開発されたが、メーベルワーゲンには装甲板の展開に時間を要する点と砲撃時に乗員がほぼ無防備になる等の欠点が有った。
そこで43年12月に乗員を防御すると共に装甲板の展開を必要としない様にオープントップの砲塔に2cm4連装Flak38高射機関砲を搭載する案が提案された。
44年5月に試作車は完成し、4号対空戦車Sd.kfz.164/1 ヴィルベルヴィンドと命名され採用された。
メーベルワーゲンは4号戦車車体を改良した物を車体に使用していたが、ヴィルベルヴィンドは4号戦車の車体をそのまま流用し、上に厚さ16mmの装甲で作られた9角形の砲塔を搭載している。
また、車体が戦車型と同一である事から前線で損傷し送られてきた車体に砲塔を載せる事でヴィルベルヴィンドとして再生される事もあった。
2cm砲の威力不足から44年11月には武装を3cm4連装高射機関砲(航空機用のMkK103をベースに改良した物)に変更したツェルシュテーラー45が試作され、ヴィルベルヴィンドの生産は中止される筈だったのだが、ツェルシュテーラー45の開発は中止され、ヴィルベルヴィンドの生産は終戦まで続けられた。

なお、何故以前のメーベルワーゲン開発時に2cm高射機関砲搭載型は威力不足と断定されたのにヴィルベルヴィンドに搭載されたのかは不明。

ちなみにヴィルベルヴィンドの意味は「つむじ風」

現存する車両はボーデン軍事博物館に展示されている車輌のみである。
訂正 ドイツ国内にもう1輌残ってるらしい。


全長5.92m 幅2.9m 高さ2.76m 重さ22t 最大速度 時速38km 最大装甲80mm(車体) 砲塔16mm
武装 2cmFlak38×4門(砲塔)、7.92mmMG34(車体)
ボーデン軍事博物館







写真はボーデン軍事博物館にて撮影

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